・警視庁によれば、住宅・店舗等の侵入窃盗発生件数は、平成27年度で全国8万6,373件で
その内住宅へは、4万6,091件と発表しています。
これは、1日当たり126件となります。被害はお金や物だけでなく、心理的な苦痛も生まれます。
侵入に時間がかかればかかるほど用心深い侵入犯は犯行を諦めます。侵入を諦める時間で最も多いのが、2〜5分。
つまり5分以上要すると侵入を諦める確率が高いのです。
侵入に対して5分以上の耐性がある商品には、CPマーク(防犯建物部品と認定されたマーク)がついています。
防犯性能の高い建物部品目録 |
警察に捕まった侵入犯から得たデータによると、犯人が
最も恐れるのは人の目のようです。犯行をやめた理由も
「近所の人に見られたり。声をかけられた。」という声が多いようです。普段見かけない人がウロウロしていたり、家の様子を伺っているときは一声かけて未然に
防げるようにしましょう。
侵入経路はというと、戸建て住宅の約60%が窓から
という結果がでています。
ガラスを破られにくい防犯ガラスにする。面格子や
シャッターをつける。犯人の足場となるようなものを
置かない様にすることはもちろん、塀や草木で家の
死角をつくらないようにしましょう。
他にも、音が鳴る砂利を敷く、照明センサーライトを
つけるなどして、出来るだけ防犯に強い家をつくることが大切です。
朝のゴミだしや、家の庭掃除など家事に時間をとられ
カギをかけていない少しの時間に侵入される例もあるようです。少しの時間の外出も窓や玄関のカギは締めるように
心がけましょう。
カギが閉まっていても、ガラスを破りカギを開けてはいってきます。
普通のガラスは、誰でも簡単に割ることができます。
ガラスの破り方は、、、
こじ破り…ドライバーを使ってガラスを破ります。大きな音もしなく30秒ほどでガラスを破って中に入ります。
うち破り…バールなどでガラスをおもいっきりたたいて割って中にはいります。大胆な方法で大きな音もします。
焼き破り…ガラスにバーナーを当て熱して割る方法です。バーナーがなくてもターボライター等でも割れてしまいます。割るときも大きな音が出なく侵入までに時間もかかりません。
防犯用のガラス(CP商品)に交換し安心して過ごせる窓にしましょう。
人目のつきにくい窓には、面格子をつけましょう!
面格子は目でみてすぐに分かるので抑止力効果が期待できます。しかし簡単に外されてしまう面格子も多くあります。防犯性能の高い高強度面格子は、CPマークのついた商品で他の面格子より壊されにくいのが特徴です。
窓には本錠と補助錠を取付2重ロックにすることで
ガラスを破られてから、侵入に時間を稼ぐことができます。
錠を短時間であける「ピッキング」、ドアと壁の間にバールなどを入れて無理やり
カギを破壊する「こじ破り」などがあります。
カギを2重ロックにする。ピッキングに強い”ディンプルキー”に交換するなどして
錠破りに強いドアにしましょう。
玄関や勝手口のドアは、壁を壊さず1日で新しいドアに
リフォームできる商品があります。
昔のドアと違い、防犯面にも考慮できたドアです。
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