今ある窓のガラスだけを交換するよりも、内窓を取付た方が断熱性能は
上がります。内窓の枠は、樹脂性の為熱の伝導率はアルミサッシの
1000分の1ほどになります。
ガラスの面だけでなく、サッシ枠の結露も減少します。
また、気密性が高いので隙間からの音を減らし防音効果も期待できます。
断熱性能も高い為エアコンの効きもよくなり夏も冬も快適に過ごすことができます。
デメリットは
窓が2重になっている為、慣れるまでは開閉に面倒を感じたり、
内窓設置するために室内側に7p程のスペースが必要になります。
しかしガラスの種類も豊富に選択でき、断熱・結露・防音対策の効果は
期待できる窓です。
☆防音対策☆
窓を二重にすることで気密性をアップさせ、窓の隙間から出入りする音を軽減します。
☆騒音基準の目安☆
騒音のレベルは、一枚ガラス(5mm)場合
屋外の音レベルは80dBの時、室内では60dBです。
内窓を取り付けると屋外の音レベルが80dBの時、室内では40dBまで
下がる結果がでており、15dBの音の軽減となります。
これは、人間の耳が半分以下の音に感じられる防音効果になります。
ただ、防音効果を期待する場合あくまで防音対策であり
防音ルームではありません。
また、マンションの場合天井や床を伝わってきこえる足音や、物音に関しては
壁や天井を変えなければ消えることはありません。
リフォーム前 | リフォーム後 | |
アルミサッシに一枚ガラスが入った窓です。 室外気温13°でガラス表面温度は16.5°になっています。 |
こちらはYKKAPのプラマードU LOW−E複層ガラスを設置後です。 室外気温14°でガラス表面温度22.4°となります。 |
窓を二重窓にすることで、窓からの熱の出入りをおさえ断熱化します。
断熱化すると、冷房器具や暖房器具の効力もあがり、夏のエアコン代や冬の暖房費もおさえれるようになります。
●窓の省エネ・リフォームによる冷暖房費の比較
窓の省エネ・リフォームによる冷暖房費の比較リフォーム前 アルミサッシ(単板ガラス) |
リフォーム後 アルミサッシ(単板ガラス) 樹脂製内窓(複層ガラス) |
差額 | 低減率 | |
暖房費 | 94,413円/年 | 64,568円/年 | 29,845 円/年 | 31.6% |
冷房費 | 21,785円/年 | 21,053円/年 | 732円/年 | 3.4% |
計 | 116,198円/年 | 85,621円/年 | 30,577円/年 | 26.3% |
二重窓にすると既存窓と新しくつけた内窓の間に空気層ができます。
その空気層が外気温を室内に伝えにくくし窓の断熱がアップします。結露は外気温が下がると
室内側の空気が冷やされ結露が起こる為、窓の断熱をしていると結露の発生を
減少することができます。
○単板ガラス 住宅に一般的に使われているガラスですが通常のガラス (3mm)よりも多少厚めの 5mmです。 |
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○ペアガラス 2枚の単板ガラスの間に 乾燥剤入りスペーサーが ついており、乾燥した空気が入ったガラスです。 |
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○LOW−Eガラス(遮熱) 2枚のガラスの間に空気層があり室外側のガラスに特殊な 金属膜をコーティングした ガラスです。 夏の日差しを50%以上カット して、西日対策や紫外線による家具の色あせ防止にも効果的です。 |
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○LOW-Eガラス(断熱) 2枚のガラスの間に空気層があり室内側のガラスに特殊な金属膜をコーティングした ガラスです。 太陽光を取り込みながら 室内の熱を外に逃がしません 冬は暖か、夏はエアコンの 冷気も外へ逃がさないような 仕組みになっています。 |
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○和室用ペアガラス 2枚の単板ガラスの間に 格子が入っているガラスです 格子入りなので和室の雰囲気を 壊しません。複層ガラスの間に 格子が入っているので、ホコリが溜まらず面倒な掃除や障子貼替も必要ありません。。 |
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○合わせガラス 2枚の単板ガラスの間に 特殊フィルムをいれて 合わせたガラスです。 防犯や防音に効果があります。 |
プラマードU | インプラス | まどまど |
YKKAP | LIXIL | 旭硝子 |
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